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介護の仕事

特別養護老人ホームで働く介護士の仕事スケジュールを大公開!

介護福祉士の仕事を目指している方やこれから転職を検討している方も多いと思います。

実際に転職サイトで記載されているような介護福祉士のスケジュールはざっくりしすぎていてあまり参考にならない場合も結構あります。

そこで今回は実際に特別養護老人ホームで働いている私がんちゃんが介護福祉士ってどのような仕事をしているのかな?って気になる方へ1日のスケジュールをご紹介します!

特別養護老人ホーム(特養)は2交替もしくは3交替が基本

特別養護老人ホーム(特養)は2交替若しくは3交替で構成されています。

  1. 早番7:00~16:00(休憩1H)
  2. 遅番10:00~19:00(休憩1H)
  3. 夜勤18:00~翌10:00(休憩2H)1晩2人
    ※準夜勤19:00~翌7:00(休憩2H)1晩1人

施設によって多少異なりますがこのような感じの勤務形態になっているところが多いと思ます。

がんちゃん
がんちゃん
ちなみに私の働いている特別養護老人ホームの基本情報は以下の通りです。
入所者 60名
早番 3名
遅番 5~6名/1日
夜勤 2名ここに説明文を入力してください。
準夜勤 1名

時間帯によって業務内容は異なりますが、特別養護老人ホームの介護士のスケジュールは以下のようなものです。

特別養護老人ホームで働く介護福祉士の仕事スケジュール

特別養護老人ホームのスケジュールの前に早番~夜勤共通して行うことがありますので紹介します。

【共通】出勤前に
  • タイムカードや出勤簿への押印
  • 介護日誌(前日、前々日の介護現場でどのようなことがあったのか、入浴者の確認等)
  • 看護日誌(体調が悪い人はいないか、下剤内服したひとは誰か等)
  • 相談員日誌(家族との連絡事項等)
  • 短期入所、ショートステイ日誌(今日の入所・退所者、その方の注意事項等)
    に目を通し、メモをとるため遅くも15分前には施設に到着するように。
    施設によっては7:00から10分ほど時間をもらえる施設もあります。

基本的には職員が共有すべく情報を目を通すのが出勤前のルールとなっています。

早番7:00~16:00(3名/1日)

7:00 出勤・起床介助、トイレ誘導、洗面、整髪、髭剃り、朝食準備
8:00 朝食配膳、食事介助
9:00 口腔ケア、トイレ誘導
9:30 水分提供(牛乳・コーヒー牛乳・ヤクルト等日によって違います)入浴者のバイタル測定(血圧、脈、体温)後看護師へ入浴できるか確認。
10:15 介護現場ミーティング(1日の予定、体調の悪い人の確認)
10:30 オムツ交換or機械入浴介助
11:30 オムツ交換終了、離床介助、トイレ誘導、食事席への誘導、食事準備
12:00 早番者の昼食休憩(1H)
13:00 口腔ケア、静養介助(希望者や体力的に起きていることが難しい人のみ)
13:30 一般浴対象者の入浴しない方の清拭
入浴者のバイタル測定(血圧、脈、体温)後看護師へ入浴できるか確認。
14:00 オムツ交換or機械入浴or一般浴介助
15:00 水分、おやつ提供(日によって飲み物やおやつは違います)
16:00 退勤

※10:00より遅番が出勤のため遅番と協力して行います。以上の内容を早番のみで行うことはできません。

遅番10:00~19:00(5~6名/1日)

毎日遅番の中の1人は介護リーダーになります。

※介護リーダーとは1日1人(正社員、契約社員)が行い、その日の他部署への窓口のようなもので、シフト表をみれば分かるようになっています。

10:00 出勤。全体ミーティング
10:15 介護現場ミーティング(1日の予定、体調の悪い人の確認)
10:30 オムツ交換or機械入浴介助
11:30 オムツ交換終了、離床介助、トイレ誘導、食事席への誘導、食事準備
12:00 昼食配膳、食事介助
13:00 遅番者の昼食休憩(1H)
14:00 オムツ交換or機械入浴or一般浴介助
15:00 水分、おやつ提供(日によって飲み物やおやつは違います)
15:00 一日で体調のすぐれない方のバイタル測定
16:00 トイレ誘導
看護師へ申し送り
(体調不良者の報告、夜間帯熱発や急変時の対応の確認等)
16:30 トイレ誘導後食事席へ移動。離床介助、夕食準備
17:45 夕食配膳、夕食介助
18:45 トイレ誘導、口腔ケア入床介助、食事スペース、トイレの掃除
19:00 遅番退勤
マーカーは介護リーダーの業務です。

全ての時間において共有スペースの見守りをする職員は必ず必要です。その空いた時間に記録をパソコン入力します。

マーカーは介護リーダーの業務です。

※10:00~16:00は早番と18:00~19:00は夜勤者と協力し行います。

夜勤

夜勤18:00~翌10:00(休憩2H)1日/2人のうち1人は夜勤リーダーとなります。

準夜勤19:00~翌7:00(休憩2H)1日/1人

※準夜勤は19:00出勤後、16時間夜勤者と同様の動きをとるため、16時間夜勤者のスケジュールを掲載します。

18:00 出勤、夜勤者夕食
18:15 夕食介助
18:45 トイレ誘導、口腔ケア入床介助
19:00 オムツ交換(1人で15名程)
20:00 バイタル測定(体調の優れない方のみ)
22:00 夜間巡視、体位交換
0:00 夜間巡視、体位交換
2:00 夜間巡視、体位交換
4:00 オムツ交換(1人で15名程)
5:00 離床介助
6:00 トイレ誘導後食事席へ移動。離床介助、夕食準備
7:00 起床介助、トイレ誘導、洗面、整髪、髭剃り、朝食準備
8:00 朝食配膳、食事介助
9:00 口腔ケア、トイレ誘導
9:30 水分提供(牛乳・コーヒー牛乳・ヤクルト等日によって違います)入浴者のバイタル測定(血圧、脈、体温)後看護師へ入浴できるか確認。
10:00 退勤

夜勤は20:00を過ぎると入所者も寝静まるため、夜間帯空いている時間に記録の打ち込み、記入を行っています。

他にも寝られない利用者様の対応やナースコールの対応を行うため、仮眠はあって無いようなものです。

もちろんきちんと仮眠のできる施設もあるが数は少ないのが現状であると思います。他に、夜間帯看護師不在のため熱発したとき、急変時は看護師へ電話し指示を仰いでいる。救急車に同乗し病院に向かうこともまれにあります。

介護福祉士は報告が重要

1日の仕事スケジュールには記載していませんが、介護福祉士は入所者の状況を職員に都度都度報告する必要があります。

インデント

ヒヤリハット報告。利用者様が転びそうになった、何かを食べそうだった等

アクシデント

事故報告書。利用者様が転んだ。何かを食べてしまった等

この2つをしっかりと行うことで入所者やそのご家族の方が安心して生活できる特別養護老人ホーム作りを心がけています。

まとめ

以上がと特別養護老人ホームで働く介護福祉士の1日のスケジュールです。

早番もあれば夜勤もあるため、一見するととても忙しく、大変だと思われますが、それ以上に入所者やそのご家族の方が喜んでくれることにやりがいを感じることができます。

職場によっては自分の働きたい時間帯に働くことができますので、これから介護福祉士になりたい方は仕事探しのアドバイザーに相談しながら探してみてください!