こんばんわ!介護士のがんちゃんです。
いやあ~在宅介護って本当に大変でよね。最近入所者様のご家族様と話をしていてしみじみと在宅介護の難しさ・大変さを改めて感じました。
私は仕事として介護をしていますが、実際に家で介護を出来るか?と聞かれたら正直「出来ない」と答えてしまいます。現役の介護福祉士でも大変なことを行わなければいけないとなると毎日辛いですよね。
在宅介護の中でも特に大変なのが、寝たきり高齢者の介護です。
ほんっとうに大変です。
今回は在宅介護(特に寝たきり高齢者の介護)が少しでもラクになる福祉用具をまとめました。紹介する商品を使用し少しでも介護負担の軽減に繋がり、少しでも楽に介護を行えればと思います。
在宅介護におすすめの福祉用具3選
寝たきり高齢者の生活に欠かせないものベッド
寝たきり高齢者の生活に欠かせないものがベッドです。介護用のベッドは普通のベッドとは異なり機能が充実したものが必要です。
とはいえ介護用のベッドは様々な種類があり
- 頭部のギャッチアップができるもの
- 頭部、両下肢がギャッチアップできるもの
- 頭部、両下肢、高さが調節できるもの
- 移動できるようにキャスターが付いている物
などたくさんあります。迷いますよね。。
個人的におすすめする商品がフランスベッドの超々低床ベッドです。
商品の特徴
- ベッドの高さ11㎝のため誤って転落しても衝撃を最小限にとどめられる
- 畳の上に置くことができるため隣に布団を敷くことで一緒に寝ることができる
- 家族が座って一緒に会話ができる
- おむつ交換を行う時や移動するなどは高さ調節可能
- 誤操作防止ロック機能付きのため誤って家族も安心
(一定の高さになると別のリモコンを操作する) - ベッドの高さを上げればキャスターが付けられるため移動も楽々
- 高額。他のベッドに比べ2倍近く若しくは2倍以上してしまう
- ベッドが下がっている時に立ち上がろうとすること危険
- 誤操作防止ロック機能付きの為多少しめんどくさい
- 電源を使うため停電のときには操作が出来ない(頭、足、ベッドの高さ調節)
何と言ってもベッドの高さ11㎝は凄いです。初めて見たときは驚きました。
私の施設でも2台使用していますが転落リスクのある人には本当に安全できるベッドです。お値段はやや高めですが、安全には変えられないですね。
2.床ずれを防ぐマットレス
寝たきりの生活をしているとスキントラブル(褥瘡・床ずれ)ができやすいです。
介護施設では24時間365日スタッフがいるため2時間に1度体位交換(身体の向きを変える事)を行っています。
それでも皮膚の弱い方は、発赤が出来たり、水疱、褥瘡が出来てしまいます。在宅介護では夜中に2時間ごとに起きて体位交換をすることはとても大変です。寝不足で介助者が身体を壊してしまいます。
そのような方にはマキシフロートマットレスがおすすめです。
商品の特徴
・電源を使用しないため停電になっても心配なし
・体圧を分散できる構造
・万が一尿で汚染しても防水効果が施されている
・においの元の細菌やカビの繁殖阻止
・持ち手、シーツ止め付き
・他のマットレスに比べ高額。
・マットレス自体が厚めの為床までの高さが出てしまう。
・マットレスが柔らかいため、動きにくい方もいる
褥瘡などの皮膚トラブルを起こしやすい方や、腰痛の訴えが聞かれる方には使用をおすすめします。※褥瘡になることで熱発してしまう方もいます。
3.散歩や外出時少しでも快適に!車椅子
普段寝ていることが多い、要介護者に自走式車いす(病院や施設で一番目にするもの)に乗ることは大変辛く、人によっては血圧が一気に下がったり、四肢(手足)の血色不良を起こす方もいます。
そのため寝たきりの方におすすめする車いすはティルト&リクライニング車いすです。

この車いすは要介護者にも負担が少なく、介助を行う方にも負担が少ない商品と言えます。
要介護者のメリット
- ティルト可能(臀部や大腿部にかかる体重を背中や腰に分散できる)
- リクライニング機能あり(背もたれがリクライニングする)
→ずり落ち防止のため安全面も心配なし - ヘッドの位置を変えられるため身長に合わせられる
- ひじ掛けの高さ調節も可能ため乗っていてリラックスできる
- クッション性のタイヤを使用しているため乗り心地も快適
介護者のメリット
- 足でブレーキをかけ、外せるため腰の負担軽減
- 背中と座面のシートが外せるため掃除も楽
- 肘置きをワンタッチでスイングさせることが出来る
- 移乗介助時はフットレストを外せるため安全に行える。
要介護者、介護者それぞれにメリットが多いものと言えます。安全に移動できるものはもちろんですが、介護者の負担を考えられている商品であり、とても使いやすいものだと思います。
- リクライニング型車いすの中では小さめだが、自走式と比べると大きい。
という位です。実際に操作を行えば使いやすさというものも理解して頂けるものだと思います。
おすすめの福祉用品を一式揃えよう!
おすすめの福祉用品を紹介しましたが、あくまでも私個人のおすすめ商品であって、実際には介護者にあった福祉用具を利用する必要があります。
ただ福祉用具はたくさんあり、あれも、これも・・となると福祉用具を選ぶだけでも疲弊してしまいます。(経験有る方もいますよね。)
そんなときには安全・快適な福祉用具だけを取り揃えている、介護用品専門店のカスタマがおすすめです。
- 車椅子
- ベッド
- マットレス
- 介護シューズ
- 杖・ステッキ
- その他介護用品
とにかく在宅介護に必要な福祉用具が全て揃います。
在宅介護の負担を少しでも軽減したい方はカスタマをチェックしてください!
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まとめ
在宅介護におすすめの福祉用具いかがでしたでしょうか。
- ベッド
- マットレス
- 車椅子
どれも在宅介護する上では欠かせない福祉用具となります。特に寝たきり高齢者には必須です。
福祉用具の値段はピンきりです。今回はとにかくいいものばかりを紹介したため高めの商品が多いですが、状況や用途にあった福祉用具を選んでください!