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在宅介護について

在宅介護で簡単にオムツ交換を行う5つのポイント!臭い対策も完璧!

こんばんわ!現役介護士がんちゃんです!

在宅介護をする上でもっとも多い悩みがのがオムツ交換ですよね。

わたしの働いている施設でもご家族の方がオムツ交換に悩んでいる話はよく聞きます。

オムツ交換の何が大変かというと

  • 慣れないと時間がかかる
  • 上手に当てるのが難しい
  • オムツ交換でよく使われるもの
  • オムツの種類も多く分からない。
  • 実際施設(プロ)はどんなオムツや、物品を使っているのか

と言った悩みがたくさん出てくるためです。

今回は在宅介護でも簡単にできるオムツ交換の方法を詳しくご紹介したいと思います!

在宅介護でも簡単にできるオムツ交換5つのポイント

まずは準備するものを確認しましょう!

準備するものは

  1. オムツ
  2. パット

この2つだけです!

オムツ
パット
がんちゃん
がんちゃん
後述しますがオムツやパットは市販のもので全然大丈夫ですよー!さっそくオムツ交換の5つのポイントを見てみましょう!

①事前にオムツとパットを広げておきましょう!

まず皆さんよくやりがちなのが、高齢者のズボンやパンツを脱がせてからオムツやパットを準備しだしします。

これでは介護する高齢者を待たせる時間が長くなってしまいますので、オムツ交換を行う前に、必要なオムツとパットを広げておきましょう。

事前にオムツとパットを準備しておくことでオムツ交換中高齢者から手を放さずに済み、安全・的確にオムツを当てることが出来ます。

②オムツ交換をする際には声がけを大切にしよう!

オムツ交換を行う際に必ず声をかけましょう。

なにも声掛けをせずにオムツ交換をはじめると高齢者に不信感を与えてしまいます。

声をかけることで高齢者も納得し、協力を得られることが多いです。

③オムツをあたる場所の基本【横と縦】

意外と難しいのがオムツを装着することです。

オムツを当てる場所は、

  • 横幅はオムツの中心位置が背骨に当たるように
  • 縦は骨盤を包みこむように

上記2つがポイントです。全ての方に当てはまるわけではありませんが、介護の基本ですので覚えておいて損はありません!

④パット装着時はギャザーをたてよう!

パットを当てる際はパットについているギャザーを立てましょう。ギャザーは尿漏れや便漏れを防ぐ大切な役割を担っています。

※ギャザーの確認するのを忘れてしまう方は最初の準備段階でパットを立てに半分に折り曲げてみて下さい。折り曲げるとギャザーが立ちます。

⑤鼠径部(そけい)は漏れやすいのしっかりとオムツを当てよう!

オムツの中でも一番漏れやすい部分が鼠径部(そけいぶ)です。

鼠径部は左右のふとももの付け根のことを指します。正面から見て逆三角形になる部分です。

がんちゃん
がんちゃん
ビートたけしのコマネチの部分です!(わからないですかね・・?)

鼠径部は特に漏れやすいため、パットを沿わせるように当てましょう。

オムツを交換する5つのポイント
  1. 事前にオムツとパットを用意しよう!
  2. オムツ交換の際は声掛けをしよう!
  3. オムツは横と縦しっかりあてよう!
  4. パットはギャザーを立てて装着しよう!
  5. 鼠径部はしっかりと当てて尿漏れを防ごう!

以上の5つがオムツ交換の基本とポイントとなります。

オムツ交換は慣れれば誰でもできます。施設でも新人職員が1か月もすればオムツ交換のポイントを覚え、3か月もすると上手にかつ迅速にオムツ交換を行えます。

これまでうまくオムツ交換ができなかった方は5つのポイント意識してオムツ交換してみてください!

オムツの臭い対策はどうすればいいの?

オムツの交換も非常に大変ですが、もうひとつ悩ましいのが臭いです。

最近では介護用の消臭スプレーもありますが、それでもどうしても間に合わないケースもたくさんあると思います。

そういった場合は以下の方法を試すと臭いが改善されることがあります。

Ⅰ.オムツ交換の際は換気をしっかりと行おう!

まず大事なのが換気です。

夏は暑く、冬は寒い。窓は開けたくないかもしれませんが、実際に介護現場においても喚起に勝る臭い対策はありません。

オムツ交換の前に開け、終えて部屋から出るときに窓を閉めましょう。

がんちゃん
がんちゃん
来客前には必ず換気を行ってオムツ交換を行いましょう!

※窓の開けっぱなしには十分注意してください。夏は熱中症、冬は全身が冷えてしまいます。必ず部屋を出る前に確認をしてください。

Ⅱ.陰部洗浄を行いましょう!

陰部洗浄とはオムツ交換の時に陰部を泡で洗い、洗い流すことです。陰部洗浄を行うことで、高齢者に多い尿路感染症や褥瘡を防ぐこともできます。

陰部洗浄に必要な介護用の専用ボトルもあります。

陰部洗浄ボトル

それでも気になる方は、陰部洗浄液という液体もあります。洗浄ボトルの中に入れ、洗い流すタイプです。

がんちゃん
がんちゃん
現在私の施設でも使用していますが、臭いが気になる方も軽減できとてもおすすめできます!

陰部線上にはお茶洗浄という方法もあります。お茶にはカテキンが含まれており、殺菌作用があります。飲み終えた茶葉を使用し、少し薄めて使用することもあります。

飲み物を使用するという事に抵抗のある方は陰部洗浄液の使用をおすすめします。

Ⅲ.環境面を変えてみよう!

臭いが気になることは思い切って環境を変えることも重要です。

私の知っているご家族様は空気清浄機を購入してオムツ交換をしたところ臭いがまったく気にならなくなったという話を聞いたことがあります。

しかし空気清浄機は高額であったり、置くスペースを必要としたりと、中々空気清浄機を活用できない場合もあります。

そのような方は炭や消臭材を使用すると少しは変わるかもしれません!どちらも安価で購入できるので空気清浄機より簡単に取り入れることができます。

またオムツを捨てるゴミ箱も重要です。密封タイプのものであれば気になりません。今使用しているごみ箱からの臭いが気になる方は検討してみて下さい。

  • 空気清浄機を取り入れてみよう!
  • 炭や消臭剤を使ってみる!
  • ゴミ箱はふたのついているものにしてみる!

Ⅳ.フラットタイプのパットを利用しよう!

「オムツ交換中、身体を横に向けたら尿や便が出てしまった」という方多いと思います。汚れてしまったシーツは臭いのもとになりますのでその都度交換する必要がありますが、毎回毎回シーツを変えたりするのは大変な事ですよね。

そんな時に便利なものが、フラットタイプパットです。普通のパットより幅が広くオムツ交換の時に横に敷くだけで尿や便が出てもシーツや衣類を汚さずに済みます。一度使うと便利さが良く分かります。

リフレ
フラットタイプパット

実際の介護現場で使用されているオムツやパットってどんなもの?

オムツやパットが必要なのはもちろんご存知だと思いますが、実際に介護施設で使われているオムツやパットが気になっている方もいると思います。

  • 安い方がいいが、安いだけでは心配…、
  • 買って使えなかったら…
  • 種類が多くて何が良いのか分からない・・・

と考えている方に私の働いている介護施設で使用している物を紹介します

Ⅰ.テープオムツ

現在は、テープオムツを使用されている介護施設がほとんどです。

理由は

  1. 使い捨てが出来ること
  2. 吸水性が高い
  3. 通気性に優れている

などなどのメリットがたくさんあるためです。昔ながらの布のオムツを使用されている方もいますが、使用したら洗うのは非常に大変で、特に便が付いたときは本当に大変です。

がんちゃん
がんちゃん
こうしたことから介護疲れにつながってしまいますね・・

テープオムツタイプであればオムツ交換の手間を減らし、通気性が良いため衛生的で病気も防ぎやすいです。

もう1点オムツを選ぶポイントはその方に適したサイズのものを使用することが大切です。適したサイズは尿や便漏れを防ぐ為ではなく、高齢者の身体の負担にもなりますので注意してください。

アテント テープ式
★おすすめ★
がんちゃん
がんちゃん
介護施設でも市販のものが利用されているんですよ!

Ⅱ.パット

パットも市販のものを使用している介護施設がほとんどです。

使用すべきパットはその方の尿量、次のオムツ交換の時間、下剤を飲んだか・・・などによって異なります。

直接肌に触れる部分でもあり、人によっては、赤くなってしまった、かぶれてしまった。という事もありますので、使用してからしばらくの間は肌を観察するといいと思います。

アテント
アテント

用途に選ぶべきパットが異なります。まずはスタンダードなアテントからおすすめします!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

在宅介護ではオムツ交換の負担はとても大きく時間もかかります。しかし家族と一緒に過ごすことのできるお年寄りにとっては嬉しいものです。

オムツ交換はコツさえ掴めば心配なく、さらに、チョットしたものを使うだけで悩むも解決できます。

是非紹介したオムツ交換の方法と臭い対策を試してみてください!