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介護の仕事

介護業界の「3K」は本当か?現役10年目が実体験をもとに解説!

こんばんわ!介護士のがんちゃんです。

今日は介護業界の3Kについて紹介したいと思います。

介護業界は

  • 給料が安い
  • きつい(危険)
  • 汚い

と言われており、これから働こうと思っている方にとって良くないイメージが強いと思います。

今回は介護業界の「3K」とはなんなのか?そして介護の「3K」は本当なのか、現役介護士として10年間働いている私が実体験をもとに紹介します!

介護業界の”3K”とは

介護業界の「3K」
  1. 給料が安い(Kyuryo)
  2. きつい(危険)(Kitsui)
  3. 汚い(Kitanai)

「3K」は「給料が安い」「きつい」「汚い」の頭文字をとったものです。

人によっては「きつい(Kitsui)」「危険(Kiken)」「汚い(Kitanai)」で3Kとする人もいます。

① 給料が安い(Kyuryo)

介護業界は他業界と比較すると低賃金として知られています。

どれくらい安いか一般的なサラリーマンの平均年収と比較してみると・・

※年収が高い方にマークします。

サラリーマン 介護士
20歳~24歳 265万円 294万円
25歳~29歳 378万円 336万円
30歳~34歳 446万円 378万円
35歳~39歳 502万円 423万円
40歳~44歳 564万円 434万円
45歳~49歳 629万円 453万円
50歳~54歳 656万円 434万円
~以下省略~

いやぁ~安いですね・・

20代のうちはまだ年収の差は少ないですが、30代以降は一般的な会社員との年収差が一気に広がります。

40歳になると100万円以上違ってきますね・・

さらに注目すべきはシニア層となる50代からの年収です。介護士は50歳から平均年齢が徐々に下がっていきます。

がんちゃん
がんちゃん
これは介護業界が給料が安いといわれても仕方ないですね・・

② キツい・危険(Kitsui・Kiken)

介護業界はキツい・危険といわれています。

キツいと聞くと、体力面でのキツさを想像される方も多いと思いますが、介護業界は精神的にキツイく、2通りのキツさがあります。

  1. 体力的にきつい
  2. 精神的にきつい

体力的にきつい理由

  • おむつ交換
  • 介助作業
  • 睡眠時間の確保

介護士はやはり体力が必要です。

おむつ交換や夜勤は決して楽なものではありません。おむつ交換は施設によって違いは様々ですが、1度に20人行う施設も多くあります。

介護士の仕事、移乗介助も力が必要となる仕事です。特に女性職員は自分より身体の大きな方を起こし、支え、移乗しなければなりません。毎回男性介護士にお願いできるわけではないので女性にはキツいですね。

さらにさらに、日勤と夜勤があるため、睡眠時間もバラバラ、夜勤中仮眠時間が確実に確保されている施設が少ないため体力的にキツいとされています。

体力的・肉体的にキツいため、怪我をしやすい点が「危険」とも言われる理由です。あとは暴力を振るう認知症高齢者もいる点も危険といわれます。

精神的にキツい理由

介護士は精神的にもキツいとされています。

認知症高齢者様の対応で精神的なキツさを感じたり、夜間寝ずに徘徊される方の対応も精神的に大変な要因です。

がんちゃん
がんちゃん
認知症の方は同じことを繰り返し話されるかたもいるため、毎回返答していると精神が擦り減る気持ちもわかります・・

さらに夜勤中、

家に帰りたい!!

と訴える帰宅願望の強い利用者様もいます。

帰宅をとめることは簡単ですが、

  • 他利用者様の居室に入ってしまう
  • 外に出てしまう

といった問題も起きるため見守りだけでも結構大変だったりします。

がんちゃん
がんちゃん
本当に目が離せない入居者様っていますからね・・

③ 汚い(Kitanai)

介護の「3K」。最後は汚い(Kitanai)です。

介護士の仕事には排泄介助がありますので、当然、排泄物や嘔吐処理、陰部の清潔保持といったことも日常的に行う必要があります。

さらにオムツ交換もあるため、衛生的にはいいとは言えない環境で働くため、汚いといわれています。

介護士として10年働いてみて感じた本当の「3K」

がんちゃん
がんちゃん
ここからは私がんちゃんが10年間介護士として働いてみて、介護の「3K」は本当なのかについてご紹介いたします!

①介護士の 給料はやはり安い

介護士の給料ですがやはり安いです。

介護士として新卒で働き始めの頃は、夜勤もあるため収入に関しては他業界と、そこまで大きな違いはありませんでした。

しかし、数年間しっかり働いても

  • 昇給しない
  • 昇給額が少ない

といったことは介護士として働きながらひしひしと感じます。

他の介護士仲間と話ししていても10年働いて月給1万円2万しか上がらない。なんてことざらに聞きますからね。

② 実はそんなにキツくないし・・・危険じゃない!

次にキツい・危険についてですが、個人的にはそんなにキツくないです。

私は介護士以外の仕事はしたことがないため何とも言えませんが、正直そこまで「キツい」と感じたことはありません。(※他のアルバイトはしたことありますが・・)

シフト制の為2日~3日間日中の仕事をすれば、次の日は夜勤になることが多く、翌日は夜勤明け、翌々日は休みとなります。

夜勤明けは朝の10時に終わり、次の日は休みです。睡眠時間もありますが、丸々2日休みになります。

さらに介護士は平日休みが多く、出掛けるのも好都合!

仕事は毎日忙しいですが、忙しい時こそ時間の経過が早く感じます。毎日暇していたら時間が経つのも遅く、ある意味で「キツい」ですよね。

介護士は危険ではない!

「危険」といわれるのは主に、仕事で腰や膝や手首を痛める。といったことで言われますが、実際にはコツさえ掴めばまったく負担になりません。

私の介護施設で身体を痛める人は決まって同じに人になります。介助方法のコツを覚えていない人ですね。

怪我をしたり、痛めないためにまずは介護のコツを覚える、そして適度な運動や自宅でできるストレッチを行えば十分に危険は防げると思います。

あと危険と言われるのが、認知症高齢者の方・入所者様からの暴力ですね。

暴力を振るう方は確かにいますが、基本暴れる可能性のある方は職員一人で対応を行わず、複数名の男性介護士で協力しています。

がんちゃん
がんちゃん
そう・・わたしが駆り出されるわけです・・

でも危険な思いをしたことはほとんどありません。言っても相手はお年寄りですからね。※力の強い方もいますが・・

③ 汚くない!

これははっきりいいます!

汚くないです。

排泄介助・おむつ交換などが汚いと思われているわけですが、直接手でやるわけではないですからね。

そのあとも十分すぎるくらいハイター消毒・アルコール消毒しますし・・

なんならそのへんの方の手よりキレイな自信があります!

汚いと思っているのであれば「汚いは勘違いである」とはっきりと断言したいです!

介護業界の「3K」にはかなり勘違いがあるぞ!

実際に働いているがんちゃんの感想
  1. 給料→確かに安い
  2. きつい・危険→きつくない・むしろ休み多くて楽
  3. 汚い→汚くない。むしろめっちゃ清潔
がんちゃん
がんちゃん
そもそも楽な仕事なんてないですからね!介護業界だけ「3K」と言われるのは誤解がかなり多いと思います。

「3K」って働く職場によって大きく変わります!

介護業界の「3K」について実体験を含め紹介しましたが、「3K」って結局働く職場によるんですよね。

給料が高い介護施設で働けばいいし、休みがしっかり取れて、介護士同士のコミュニケーションがしっかりしている。さらに清潔な設備環境が整っている。

これだけで介護業界の「3K」はすべてクリアできるわけです。

経営者の方からすれば「そんな簡単な問題じゃない」というかもしれませんが、働く側からすれば、

  1. 給料が高く
  2. 休日も多く、助け合える環境にある
  3. 清潔な設備を保っている

この3つの条件をクリアする介護施設で働けば良いだけです。

正直こうした「よい条件」の介護施設は探せばいくらでも出てきます。

ではなぜ、ほとんどの方が知らないかというと、良い条件の求人はほとんど非公開だからです。

「非公開求人って何?」ということについてはこちらでは解説しませんが、「3K」ではない、良い条件の職場で働きたい方は、「介護士専門の転職エージェント」を利用することをおすすめします。

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【最後に】がんちゃんが考える「新3K」

最後になりますが、嫌なイメージのある介護業界の「3K」を払拭すべく、私がんちゃんが介護業界の新しい3K」を考えました!

介護業界の「新しい3K」
  1. きれい(Kirei)
  2. 健康(Kenkou)
  3. 感謝(Kansha)

日頃から常に手をアルコール消毒しているからめちゃくちゃキレイ!

さらに一日中動き回るから非常に健康!(わたしはメタボから健康体になりました。)

なによりも感謝ですね!

人は感謝されることで嫌な気持ちになる人はいません。介護を行っていると必ず「ありがとう」「助かったよ」と高齢者から言われます。

介護士の多くはこの「ありがとう」という言葉でがんばれます!

反対に高齢者に感謝することも多いです。

  • ご飯を全部食べてくれてありがとう
  • 悩みを打ちあけてくれてありがとう
  • 職員の心配をしてくれてありがとう

と様々な場面で「感謝」の気持ちを感じるため、介護士という仕事にやりがいにも繋がります。

がんちゃん
がんちゃん
新しい「3K」を介護業界に広めよう!

まとめ

介護業界の3Kいかがでしたでしょうか。実際に10年働いている私からすれば「3K」というネガティブな言葉だけが一人歩きして、嫌なイメージが広まっていることをとても残念に思います。

3Kは職場によります。

ぜひとも私が考えた「新しい3K」が実現できるような職場に就職し、高齢者から「ありがとう」と言われる介護士を一緒に目指しましょう!

がんちゃん
がんちゃん
新しい「3K」広まらないかなー

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