※本ページはプロモーションが含まれています

介護の仕事

【注意】介護職員に嫌われる家族!実際にあった迷惑事例を紹介

こんばんわ!介護士のがんちゃんです。

今日は少し変わったテーマを紹介します。

現在介護施設に預けている家族やこれから介護施設に預けようと考えいる家族の方もいるとと思います。

介護施設では介護職員との信頼関係を築き、安心して入所生活を送ることは必要でしょう。

しかし中には介護職員を困らせてしまう家族がいることを忘れないでください。良いサービスを受けるには、良き家族の対応が重要です。

今回は私が特別養護老人ホームに勤めていて実際にあった困った家族や、聞いたことをまとめて紹介します。

わたし個人が「嫌い」「迷惑」ということではなく、こういった行為をすると介護施設の職員および入所者様に迷惑をかけてしまう。という参考にご覧ください。

【実際にあった】介護職員に嫌われるご家族様

1.「出来ない事や無理な事を要求する家族」

介護士として一番困るのが「出来ない事や無理な事を要求する家族」です。

私たち介護職員は出来ることはなるべく行って頂き、その方に適したサービスを提供しているつもりです。

それは皆「プロ意識」を持っているからであり、家族や家では出来ない事をやろう。という考えがあるからです。

実際にあったケース

ある入所者様が転倒してしまい大腿骨を骨折してしまいました。入院し手術は行わず保存療法を選びました。

※保存療法…手術や治療は行わずそのまま骨が付くのも待つこと

退院後、在宅での生活が困難になり介護施設入所されました。

入所時の情報では

  • 立位可
  • 尿意有
  • 排泄はトイレ介助。

との情報がありました。

入所者様を見ると「実際立てるのかな」となんとなく違和感を感じたため、立ってもらうとするも足に力が入らず、全く立てません。

情報は情報でしかありませんが、実際とは異なることも多く、「本当に立って排泄していたのかな?」と思うこともあります。

保存療法のため再度骨折や骨がズレてしまう事も予測できることから、排泄はトイレでなく安全を考慮しおむつ交換に変更しました。さらに尿意はなくパット内に常に失禁状態。その方は身体も大きく女性職員では持ち上げることも容易ではありません。

そういった状況もあったため、相談員から

相談員
相談員
今後状態が良くなるまではおむつ交換で対応させて頂きます

と報告すると

トイレに行きたがるのでトイレに連れて行ってもらいたい

と言われました。

男性職員が持ちあげ何とか立位は出来ますが、本当に辛く、職員の身体が壊れてしまいそうな状況の為、数日後再度連絡すると、

今まで出来ていたのになんで介護施設でできないんだ!!

と、説明しても納得されません。

「以前とレベルが変わって来ているため、一度見て下さい」と家族に伝え来て頂き、見てもらうと確かに立てません。

それを見た時、家族の方は何も言えずにいました。

  • 今の状況を確認し話をすること
  • 介護職員は利用者様の事を考えてサービスを提供していること

という事は家族の方も覚えていた方がいいと思います。

介護職員も人間であり、ロボットではありません。全てが出来るとは限りませんし、良い方によっては嫌な気持ちになります。

施設とより良い関係を築き、お互いが気持ちよくできることが一番です。

2.嫌味を言う家族

介護施設のご家族様の中には嫌味をいうご家族様も稀にいます。

不思議と普段面会に来られない方に限り、帰り際にチクりと言われることがあります。

実際にあったケース

面会にきた家族の話です。

その家族の入所者様は介護度5でありベッド上で休まれていることがほとんどです。

目やにが溜まり、唾液が流れ出てしまう方も多いため1日3回食事の前に、顔を綺麗にしてから食事を提供しています。その他気になるときにも同様の事を行っています。

たまたま目やにが付いているときにその家族は2名で来ました。

しばらく面会されていると

この老人ホームは顔も拭いてくれないのか・・・

と家族の会話が聞こえてきました。

面会が終わり「ありがとうございました」と言うと

顔は私が綺麗に拭いておきましたから

とチクリ。

確かに顔を綺麗にすることは当たり前の事ですが「何もしていない。」みたいな言い方に嫌な気持ちになりました。

3.時間にルーズな家族

時間にルーズな家族も困ります。

介護施設では基本的にいつ面会に来ていただいてもいいのですが、事前に連絡いただくと、入浴や食事などの時間を、面会時間をはずすことができます。

実際にあったケース

ある家族は

今日11時頃に面会に行きます

と電話が入ったため入所者様にもそのことを伝えました。

その日は入浴の予定もあったため翌日の別の入所者様と交換し、11時前に面会に来られてもすぐにお会いできるよう準備をしていました。

しかし11時、11時半、12時になっても来られません。12時になると昼食の時間になるため食事をしていると

「○○様面会に来られました」と事務所職員の声が…

「今食事食べ始めた所なので少し待ってもらうか、別室で一緒に食べてもらうか」聞いてみてと言われ、確認すると「11時に行くと伝えたのに…」とのこと。

がんちゃん
がんちゃん
(12時過ぎに来たのに…心の声)まぁそんなことは言えずに
がんちゃん
がんちゃん
すいません。食事の時間になったので先にお出しさせて頂きました

と言うと眉間にシワを寄せ

今日は帰ります!!

と帰って行かれました。

時間が過ぎる時には一報入れてもらえれば、何もなく済んだのに…こちら側が悪い。みたいな言い方をされ何とも嫌な気持ちになりました。

その後は入所者に「今日は急用ができ来られなくなりました」と伝えると、その方もやはりがっかりされていました。

この家族は面会時間だけでなく、家族をお招きするイベントでも毎回遅刻してくる「時間にルーズな家族」でした。

時間にルーズだと、今回のケースのように

  • 介護士
  • 他の入所者様(入浴スケジュールを変わってもらった方)
  • なにより入所しているご家族

に迷惑がかかります。特にご家族様は会うことを楽しみにしています。

まとめ

施設との信頼関係を築くためにも定期的な面会は必要だと思います。

普段から入所者様の様子をみることで、どのような対応をされているのかが分かります。
不適切な処遇を受けた場合はきちんと話をしてもらっても良いでしょう。

しかし介護職員は日々利用者様の事を考えている。という事を頭に入れて頂けると私たち介護職員は助かります。